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2023年10月25日 (水)

広島大学生による「こども海洋生物研究講座」in 口永良部島

令和5年5月から口永良部島に滞在し,魚の生態を研究している広島大学生4人それぞれが子供たちのために講座を開きました。

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 ・「性転換する魚サンカクハゼ」
 ・「フタスジリュウキュウスズメダイ」
 ・「毒を持つ魚ヌノサラシ」
 ・「藻類の畑を作るルリホシスズメダイ」

Zenntai


 子供たちは,「性転換する魚が400種類以上もいること」に驚き,「魚が自分のなわばりに自分が食べるコケを育て,何年も同じ場所にいること」に人間と一緒だと共感する等,大学生たちの講話を興味津々に聞きました。

 また,魚のうろこを触ると猛毒を出す習性を実際に観察したり,講座ごとに質問をたくさんしたりする等,生き物の神秘,未知なるものへの興味関心を高め,調査研究することの楽しさを実感していました。

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 講座を受けた後の子供たちの感想をいくつか紹介します。
 「いろいろな魚がいて,それぞれ違う生き方をしている。小さい魚にもおもしろい能力があるなあ」
 「自分たち以外の魚だけに効く毒があること,温度によって性別が決まる魚もいるだあ」

「魚にはまだまだたくさんの『なぞ』があると聞いたから,魚の『なぞ』を大人になったら調べてみたいと思った」

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